毛 細 管 現 象
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毛 細 管 現 象 の 原 理
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毛細管現象による雨漏り防止対策
「縁 切 り」
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図の様な水槽などの容器に入っている液体へ、
ストローの様な"管状の物"を入れると水面よりも液体が持ち上がります。
液体の"表面張力"と管内部壁面への"密着力"でこの様になります。
管の径が細いほどに吸い上げられる高さが変わります。
管状の物だけでなく繊維状の物でも同様の現象が起きます。
植物の根が水分を吸い上げるのもこの現状によります。
この現象の事を「毛 細 管 現 象」と呼びます。
小学校の頃などにバケツに掛けた雑巾から、
水が滴る様子が身近な毛細管現象かもしれません。
外壁塗装でもこの現象により"雨 漏 り"が起きる場合があります。
コロニアルの様な"スレート屋根"を塗装した後に起きます。
屋根材同士の隙間を塗料が塞いで、
その塗料が"毛細管現象"により雨水を吸い上げて屋根内部に浸入します。
これにより"雨 漏 り"が起きます。
「縁 切 り」を行ったり、「タスペーサー」という金具を使用したりします。
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