塗 替 え 工 事 前 |
埼玉県 富士見市 築24年の集合住宅です。 3DKの4世帯が入居できる造りです。 以前に塗り替え工事は行われていますが、 サイディング自体が劣化して傷んでいる状態です。 一部、破損している箇所もある状態です。 補修や交換を行ってから塗装を行います。 外壁塗装3回塗りを実施いたします。 |
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塗 替 え 工 事 後 |
屋根へも塗装を行います。 屋根の構造は金属製で波トタン板で作られています。 下塗りで錆止めを行った後に、上塗り塗装を行います。 屋根を固定しているボルト保護のキャップが、 劣化により破損しているので新しい物に交換します。 屋根塗装3回塗りを実施します。 |
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[外 部 修 理] 破損したサイディングの補修 |
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劣化によるサイディングの破損 |
塗り替え時期を過ぎて塗装の保護効果低下で、サイディングが劣化してます。 "窯業系サイディング"は雨水を吸収しやすい外壁材なので、 保護効果の低下した外壁は水分を吸収する様になります。 雨水を吸収して外壁が"膨張して歪み"、外壁自体が剥がれています。 この状態だと塗装を施す事はできません。 |
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劣化によるサイディングの破損 |
今回はお客様の予算の都合でサイディングの張り替えは行いません。 パテ、ボード、シーリングにより補修を行います。 張り替えを行う際にも同じサイディングボードがすでに製造されていないなど、 通常の塗替え工事以上に費用が掛かってしまいます。 早めの塗替え工事で余計な費用を掛けずに住宅を維持できます。 |
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破損箇所をボードで補修 |
補修後に塗装を施した様子 |
パ テ に よ る 補 修 |
破損して穴が開いている箇所です。 本来ならサイディングボードの 張替えを行いたい所です。 今回は費用の関係で代わりのボード を取り付けて補修します。 |
ボードを取り付けて塞ぎました。 外壁に固定してシーリングで隙間を 塞ぎ、雨水浸入を防ぎます。 補修後に塗装を施します。 |
部分的に破損している箇所は"パテ" で補修を行います。 補修後に外壁塗装へ移ります。 |
[サイディング外壁塗装] 3 回 塗 り |
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下 塗 り:ウルトラシーラーⅢ |
高圧洗浄で外壁の汚れを洗い流します。 高圧洗浄で崩れてしまうサイディングもあります。 下塗りで「ウルトラシーラーⅢ」を1回塗ります。 下地と上塗り塗料の定着を良くする"繋ぎ効果"のある下地材です。 |
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上 塗 り:セラミクリーン |
上塗りで「セラミクリーン」を2回塗ります。 耐久性のあるシリコン系塗料ですが、 水性のため安全で人体や環境にも配慮された塗料です。 外壁への汚れ付着を抑制する低汚染性も優れます。 計3回塗りでの外壁塗装でした。 |
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[屋 根 塗 装] 3 回 塗 り |
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下 塗 り:ハイポンファインプライマーⅡ |
上 塗 り:ファインウレタンU100 |
屋 根 塗 装 完 了 |
高圧洗浄により汚れを洗い流します。 金属製屋根なので腐食による錆を、 ケレンを行い落とします。 腐食防止のために下塗りには、 「錆止め塗料」を行います。 |
「ハイポンファインプライマーⅡ」 で錆止め塗装を行っています。 上塗りで「ファインウレタンU100」 を2回塗ります。 これで屋根の塗装は完了です。 |
計3回塗りでの屋根塗装でした。 次に屋根の補修を行います。 |
劣化したボルトとキャップ |
ボルトキャップの交換 |
屋根を固定するボルトが 腐食しています。 ケレンにより錆を落としてから 塗装を行います。 ボルトを保護するキャップも 破損しています。 屋根塗装後にボルトキャップを 新しい物に交換します。 今回の塗替え工事は以上です。 |
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工事費総額 800,000円 |